歴史
弊社は昭和37年、先代社長鳥辺広治が当時主流であった「鋳物製ラシャ切り鋏」のメーカーとして鳥部製作所を設立致しました。 製品の供給を安定させる為に自社で別に鋳物工場を設立し、鋳物生地の製造から製品の仕上げまで全て一貫生産で製造しておりました。 その後ステンレス素材が一般的に普及し初め、業界でもいち早くステンレスを使った鋏の製造を始め、輸出を中心に売上を伸ばし現在の会社の礎を築きました。 現在では折れやすい鋳物鋏は製造しておらずステンレス及び鋼素材の鋏を中心に製造を行っております。 各々の素材の特徴に合わせた商品作りを心掛け、国内市場中心に特注品を含め製造行っております。 また、鋏製造の最終仕上工程では、鋏の命に当る「カシメ調整」「合刃取り」を全ての鋏において職人の手作業で行っています。
沿革
1959年(昭和34年) 新潟県三条市田島にて鋏メーカーとして創業。鋳物製ラシャ切り鋏を中心に生産開始
1965年(昭和40年) 鋳物製品増産のため、燕市に鋳造工場を設立。(後年、三条市下田に移転)
1967年(昭和42年) 株式会社鳥部製作所を設立。鳥辺廣治代表取締役社長就任
1971年(昭和46年) ステンレス鋏「ジョイスパッター」生産開始
1975年(昭和50年) 三条市田島に新工場建設
1978年(昭和53年) 鋼製万能鋏「ドイツスニップス」の生産を開始
1980年(昭和55年) 鋏の専門メーカーとして、キッチン用、DIY用、学童用等新商品の開発にも注力し、アイテム数を増やし続ける
1985年(昭和60年) キッチン用鋏「カニチョキ」の生産開始
1995年(平成7年) セラミックスを使用した鋏専用研ぎ器「とぐ造」を発売
2000年(平成12年) 鳥辺健治代表取締役社長就任
2001年(平成13年) DIY用鋏「マイクロスニップス」の生産開始
2004年(平成16年) ステンレス万能鋏「ロープ切り」の生産開始
2005年(平成17年) 「キッチンスパッター KS-203」の開発に着手、2007年に発売
2017年(平成29年) 本社第二工場建設