弊社は昭和37年、先代社長鳥辺広治が当時主流であった「鋳物製ラシャ切り鋏」のメーカーとして鳥部製作所を設立致しました。
製品の供給を安定させる為に自社で別に鋳物工場を設立し、鋳物生地の製造から製品の仕上げまで全て一貫生産で製造しておりました。
その後ステンレス素材が一般的に普及し初め、業界でもいち早くステンレスを使った鋏の製造を始め、輸出を中心に売上を伸ばし現在の会社の礎を築きました。
現在では折れやすい鋳物鋏は製造しておらずステンレス及び鋼素材の鋏を中心に製造を行っております。
各々の素材の特徴に合わせた商品作りを心掛け、国内市場中心に特注品を含め製造行っております。
また、鋏製造の最終仕上工程では、鋏の命に当る「カシメ調整」「合刃取り」を全て職人の手作業で行っています